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<前回 GL(奥武蔵グリーンライン)への自転車道【前編】





宮沢湖入口からさらに北へ。


とにかく北へ。


アップダウンが多いこの道が県道30号だと知ったのは、道路標識に
「毛呂」という地名を見たときだった。


1年ほど前のシロクマパンへの道中に、「毛呂」という地名があった
のを覚えていたからだ。


そしてあのとき、県道30号を走って行ったことは、忘れていなかった。


ということは…。


いま自分は、シロクマパンへ、近づいているということなのか…。


いやいやまてまて……、今日の目的地は「GL」だろう。


パンを食っている場合ではないはずだ。


北へ北へと、そのことばかりを思い込みすぎていたせいなのか、それ
とも実はやはりシロクマパンへ行きたかったのだろうか、とにかくい
まの自分が間違った方向へと向かおうとしていることに気付いたのは、
自宅を出発して既に2時間が経とうとしていたときだった。


困ったときの神頼みではないが、ガーミンさまのGPSマップを見ながら
適当なとこで秩父方面へ方向転換しなくてはと、左折チャンス窺いつ
つ注意深く走行していたところ、前方の交差点にひとりローディーが
信号待ちをしているのを発見した。


もしやここが「GL」への入口なのだろうか?。


この日、初めて遭遇したローディーの姿を見て、失いかけていた自信
がが蘇ってきた。


そのローディーが信号待ちをしていた方向へ左折。


思ったとおりだった。


緩やかに上り基調のその道は、明らかに山へ向かって伸びていた。
2011070514.jpg


間違いない。


これこそが、この道こそが、「GLへの自転車道」なのだと。


自分の他には人も自転車もクルマの気配さえも感じることなく進んで
いると、突如、視線の先に、その鋭い牙を剥き出しにた峠道が、つい
にその姿を露にしてきたのだった。

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     ・

それほど長い戦いではなかった。


しかし確実に、僕の脚は、半死状態に陥っていた。


戦いに敗れ傷ついた負け犬を、優しく迎えてくれたのは、長閑な湖と
モモレンジャーだった。
2011070502.jpg


つづく

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